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【試乗レポ】フォード・フィエスタをローマの石畳でテストドライブ!

November 28th, 2012

Rome Ford Fiesta Tech Drive

1月には街中でフォードの小型車を見かけることになる。1976年に発売されて以来、フィエスタは街乗りの小型車として活躍してきたが、今となってはただの小型車ではない。普通乗用車と同じだけの性能を持ち、エコエンジンとハイテク機器を備えている。ただ価格が普通乗用車より魅力的なのである。一般販売価格が10,950ユーロ(約115万円)というのは、単にそれだけで購入を決定付けるものにはならないが、ディーラーの力量によっては4ケタ(10,000ユーロ以下)に価格設定することも可能なのだから。

Rome Ford Fiesta Tech Drive

特筆すべきは、やはりコンパクトカーに1000ccの3気筒のエコエンジンを採用することであろう。以前は最大34馬力で十分でだったが、今となっては125馬力にまで上がっている。ターボチャージャーとインジェクター、電子制御の3つによって実現したのである。ディーゼルの100馬力が並行して使用されていたことは悪くなかったのだが。100キロを3~4リットルのガソリンで走れるとなると長距離ドライブや旅行の際のストレスがかなり軽減されることになる。

フォードよりローマでのテストドライブのご招待を受け、ローマに向かった。第一印象は、ポジティブに捕らえ、てもうすぐ110周年を迎える老舗のメーカーとしては今日に至るまでかなりの努力を費やしてきているということ。最終的な印象としては、ソーシャルメディアを駆使し、ペーパーレスなイベントに仕上がっていた。パーティでは、地元のフェイスブックユーザーが描く古き良き映画都市「ローマ」を映し出していた。カエサルが殺されたその場所に立って、彼が見たであろう風景とまさに同じ風景を眺めることができる。

小型スポーツカーとしてはかなり驚きの「中身」だった。エンジンはごくシンプルで、ブーストアップされていないようで、小気味良いドライブを可能にしていた。ちなみに、実際に試乗してみての感想は、「前評判よりかなり良い」ものだった。赤信号に見張られ、法定速度を守り、車線の半分は路上駐車の車で埋まっている状況で、ナビの女性に「次の角で曲がってください」と言い続けられだが、多くの歴史的建造物を眺めながらコロッセオを2周したときは、ローマのドライブを満喫した瞬間だった。

新型フィエスタに搭載されているのは新しいエンジンだけではなく、悪くない価格で提供される半導体サプライのオプションである。おもしろいと思ったのは、祝日の夕方の渋滞に対応したブレーキアシストで、目の前を歩行者が横切った時など街中での運転時に活躍する。また、駐車場の空きを調べてくれる駐車アシストや携帯と連動して自動ロックしてくれる機能も備えている。

Rome Ford Fiesta Tech Drive

フィエスタのマルチメディアについては、「マイ・キー(MyKey)」機能がスマートフォンと連動して進化した。マイ・キーとは親が高校生や大学生の子供に車を貸すときに速度制限やオーディオの音量制限などを設定できる「鍵」である。車側のメインコンピューターにマイクロソフトのシステムを搭載。マイクロソフトならではの機能が追加され、設定も細かくできるようになった。

マイクロソフトといえば、もう1つ。マイクロソフトがフォード用に開発した音声認識機能付きの車載コミュニケーション&エンターテインメントシステム「SYNC」だ。
新機能としては 512 MB のARM-Chipが組み込まれ、スマートフォンレベルまで機能がアップした。Windows Vista, 7, 8 ではなくWindows CEを搭載している。一見スマートに思えるがユーザーのためではなく、産業使用のデザインソフトのためである。自動インストールプログラムはないが、自分で新たにインストールしても整合性に問題はない。さらにオーディオの部分にはUSBジャックが付いて、スマートフォンとの同期も簡単にできるようになった。

テストドライブに参加して感じたことは、フォードは本当によく努力している会社だという点。小型のエコエンジンは温まるのも早く起動が早い。その熱を使って車内の足元もすぐ暖まる。二酸化炭素排出量も100g/km以下に抑えている点も評価できる。しかし、まずは節約から始めないと!リリース情報と共に公開される車は、購入して家に納車される車とまったく同じ大きさの車であるが価格は2倍するということを忘れてはいけない。
最後に1つ。お手頃価格で、ハイテクで、エコなフィエスタは、2013年を彩る車になるだろう。

Von admin • Abgelegt unter News, フォード, 試乗レポ

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