【試乗レポ】アウディ A3 スポーツバック でモナコをドライブ!(動画)

November 29th, 2012

Test Drive Audi A3 Sportback Monaco

まずは良いニュースから。新型「A3 スポーツバック」はコンパクトカーとして操作性の良い、スマートで品のある仕上がりになっている。少なくとも今までテストドライブで試乗したことのある3モデルと比べても、この車の運転性能はハイクラスだと感じた。

悪いニュースは、遂に値上げされることが決まった今、人気のあるフォルクスワーゲン「ゴルフ」のお手頃価格と比べるとかなり高い。

Test Drive Audi A3 Sportback Monaco

時系列で振り返ると、記者が初めて A3 に試乗したのは、1999年にモンテ・カルロで行われたプレス向け試乗イベントでのこと(暴露してしまうと、このイベント参加へのチケットの手配と旅費を支払ったのはアウディである)。それから A3 は常にアウディの中で最も人気のある車であった。

2012年の夏、新世代 A3 3ドアモデルが世界で注目を浴びた。あまり好ましくない点だが、現在では5ドアでも「スポーツバック」と呼ばれている。実際のところ、なぜ小型のファミリータイプの5ドア・コンパーチブルを「スポーツ」サイドに移行したのか。

Test Drive Audi A3 Sportback Monaco

アウディの本拠地・インゴルシュタットのマーケティング戦略は、その答えを教えてくれている。人間工学に基づいたデザインの A3 の購入者の3分の1は、5ドアにボディ仕様の変更されたことを動機に購入したことが明らかなのである。

居住性が高まった新型
新型 A3 スポーツバックは5ドアになり、ただ大型化しただけではない。幅が広がったのに加え全長も長くもなっている。 (全長7cm、全幅で3.5cm大きくなっている) それに加えて、トランク容量も大きくなった。 (最大積載量380リットル、 後部座席のシートを倒すと1200リットルにもなる) 後部座席は特に大人が座ったときの居住性を意識して頭部周辺の空間を広くとった。後部座席のドアも3ドアモデルにあったひずみを改良。今回は後部座席の居住性がグンとアップした。

しかしながら、アウディの幹部も認めているように、車のサイズが大型化したこと以外は、1999年の原型モデルと表面的にそれほど変わりはない。(少なくともA3 Sportback 1.4TFSIモデルに関して)

Test Drive Audi A3 Sportback Monaco

細部にこだわったデザイン
コンパクトとはいえアウディであれば、洗練されたデザインなくしてアウディと呼べるだろうか。大きくなったA3 スポーツバックは、すっきりとした質感の高い塊から削りだしたようなフォルムが特徴的で、ヘッドライトやテールライトに組み込まれたLEDランプや、細部まで丁寧にデザインされたインテリアは、アウディの他の上級ラインナップに共通するデザインテイストである。

アウディのこだわりデザインのポイントを挙げると、ホイールメタルの部分に「スーパーカー R8」のデザインを採用したこと(残念ながらマニュアル車にしか採用されないようだが)と、室内照明の明るさがLEDによりかなりアップした。特にトランクのライトはかなりの明るさで、夜に荷物を出し入れするときなど非常に良い。

個人的にグレードが高いと思ったのは、ナビやオーディオ周りのインテリアで、モニターに7インチのLCDを採用している。そして、このモニター、なんとダッシュボードからすっと出てきてすっと収まるシックなデザイン。記事の下のビデオをぜひご覧頂きたい。

音声コントロールとソーシャルメディアを搭載
ナビは、ストリートビューなどを使いたい人はオプションでグーグルをインストールできる。オーディオシステムもいくつかのオプションから選べるようになっている。インターネットもジョイスティックを使って車内で楽しめる。

これらのすべての機能は音声認識システムにより音声で操作指示ができる。残念ながら、アウディの担当者の設定ミスで、アコースティックコントロールに設定されており、試乗中にこの音声コントロールを体験することはできなかった。しかし、驚いたことにこのシステムは2013年2月に発売される A3 ワゴンには搭載されるという。

アプリ:ツイッター、フェイスブックに、オリジナルアプリも!?
オプションで選べる機能として「アウディ・コネクト」がある。これはインターネットアクセスとグーグルが使えるサービスで車内でツイッターやフェイスブックができるというもの。後から気がついたのだが、運転中にツイッターやフェイスブックをする必要があるのか?という疑問が浮かんだのは記者だけだろうか。

モナコでの試乗イベントとして、運転中にツイッターとフェイスブックを使ってみたが、一応「使いこなせた」という感じである。
これが実際の街中の運転で、運転に支障をきたさないとは言い切れない気がするが。

最後に
新型 A3 Sportsback は細部まで洗練された高級感のあるコンパクトカーであることに間違いはない。結局は“価格”がひっかかるところだが、まずはガソリンエンジン搭載の A3 スポーツバック(105hp)を、2万4千ユーロ(約250万円)から販売する。しかし、オプションを足していくと、すぐに4万5千ユーロ(約470万円)ぐらいの値段になってしまう。

誰がコンパクトカーにそこまでの値段を払うのか。しかし、 A3 スポーツバックの性能・技術、そして洗練されたイメージは、期待を裏切らないことだけは間違いない。

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