悪魔に魂を売り渡した?それとも一般人には興味ない?そう捉えられてもおかしくないコマーシャルをメルセデス・ベンツは今年のスーパーボウルに持ってきた。ストーンズの曲に乗せて悪魔からのスペシャルオファー!?それに対しアウディは正攻法なアメリカの卒業パーティ「プロム」をテーマに展開。
1分50秒の中にメルセデスは、ウィレム・デフォー、ケイト・アプトン、アッシャーといった名だたるスターを起用し、悪魔メフィストは誘惑めいたオファーを繰り出すが、かなり現実味がない…。視聴者にとってはなんのこっちゃ?という感じのコマーシャル。
一方のアウディはメルセデスより50秒短く仕上げ、若者のハートを掴むようなコマーシャルに仕上がっている。青い目の青年が父親のアウディでプロムパーティへ乗り込み、お目当ての彼女からキスを奪い、喜びの歓声をあげてアウディで走り去る。
ソフトウエア会社Attensity社によると、ツイッター上では1000万のコメントが交わされたと見られている。ここ数日の話題をさらったと言えるだろう。テスト版が1月20日からオンエアされ、決勝の停電まで放送された。
ちなみに、シュトゥットガルトのストーンズファンによると「Street Fighting Man」はアルバム「Beggars Banquet」に収録されているという。ここから来年に向けてなにができるか、もう1回よく考えてみよう。
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by Mathias Rittgerott (翻訳: Sachiyo Tanaka)